中国、外貨預金準備率6%に下げ 人民元2年ぶり安値で

【北京=川手伊織】中国人民銀行(中央銀行)は5日、市中銀行から強制的に預かる外貨の預金準備率を引き下げると発表した。これまで8%だった比率を15日から6%に下げる。外貨の流動性を高めて、金融機関が人民元を売って外貨を買う動きを弱める。人民元はドルに対して約2年ぶりの安値を更新しており、元安圧力を緩めたい考えだ。外貨…