世界3大取引信用保険会社について

  1. 取引信用保険とは

取引信用保険の取扱会社について

取引信用保険は国内売掛先を対象とした「国内取引信用保険」と海外売掛先を対象とした「海外(輸出)取引信用保険」があります。基本的にスキーム上大きな違いはありませんが、「海外取引信用保険」は戦争や外貨送金規制等の取引相手国のリスク、いわゆる非常危険もカバーしてくれます。

さらに国内と海外取引を一括して契約できる契約や、世界の支店、子会社も含めて、その取引先を一括して契約出来るグローバル契約も用意しています。 「国内取引信用保険」は国内大手損害保険会社が取扱っています。その他団体信用保険などを各商工会議所、法人会等が団体取引信用保険として募集しています。

取引信用保険は、古くから欧州で発達した商品で、欧州には世界3大取引信用保険会社があり、その日本拠点が「国内取引信用保険」と「海外取引信用保険」両方を取扱ってます。

世界3大取引信用保険会社

世界3大取引信用会社とは、ユーラヘルメス信用保険会社(Euler Hermes)、コファスジャパン信用保険(Coface Japan)、アトラディウス信用保険会社(Atradius Credit Insurance N.V.)です。 日本の大手損害保険会社はこの世界3大取引信用保険会社と提携し、「海外取引信用保険」も取扱ってます。

具体的にはユーラヘルメスは三井住友海上保険、コファスは損害保険ジャパン日本興和損保・あいおいニッセイ同和損保、アトラディスは東京海上日動火災保険と、それぞれ提携しています。 世界3大信用保険会社の概要は以下の通りです。

ユーラヘルメス信用保険会社[Euller Hermes S.A.]

フランスに本社を持ち、世界50カ国以上で事業を展開するアリアンツ・グループの信用保険会社です。日本には2002年に進出し、本社は東京、大阪に支店を持っています。三井住友海上火災保険と業務提携しています。

コファス・ジャパン信用保険会社「CofaceJapan」

コファス・グループは世界66カ国以上に拠点を持ち、本社はフランスのパリにあり、BPCE(Banque Populaire Caisse d’Epargne)グループに所属してます。日本には東京と大阪にオフィスがあります。損害保険ジャパン日本興亜・あいおいニッセイ同和損保と提携してます。同じグループ会社として東京に海外企業情報、格付けを提供するコファスサービスジャパン株式会社があります。

アトラディウス信用保険会社[Atradius Credit Insurance N.V]

世界50カ国以上で業務を展開、スペインの有数な保険会社であるGCOグループに所属していますが、本社はオランダ、アムステルダムにあります。日本には2004年12月に進出、取引信用保険の引き受けを主に行っています。東京海上日動火災保険と提携しています。関連会社として、企業・製品・サービスについて経済・財務情報の収集・分析を行っているアトラディウスインフォメーションサービスが東京にあります。

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