米金融大手4社、大幅減益 景気懸念で引当金増加 22年

【ニューヨーク時事】JPモルガン・チェースなど米金融大手4社の2022年通期決算は、大幅減益となった。  インフレや急激な利上げによる景気後退を見込み、融資の焦げ付きに備えた貸倒引当金を積み増したことが利益を圧迫した。  売上高に当たる純営業収益は、ウェルズ・ファーゴを除く3社が増加。金利上昇に伴い、貸出金利と…