[ワシントン 28日 ロイター] – 米政府は28日、半導体の国内生産・研究開発を支援する法律に基づく約520億ドルの補助金制度から資金を受け取る企業に対し、超過利益の分配や、手ごろな料金で利用できる託児制度の計画提出を義務付けると発表した。中国での生産も10年間禁止する。 同法は半導体生産の国内回帰を目指すバイデン政権の取り組みで中核的な役割を担い、世界市場で中国に対抗するため重要となる。 米商務省は390億ドル分の補助金について、6月下旬から申請受け付けを開始する計画。 同省によると、1億5000万ドル以上の補助金を直接受け取る企業は、収益が自社予想を超えた場合、政府に一部を分配する必要がある。 また、受け取った資金を配当や自社株買いに使うことを禁止し、向こう5年間の自社株買い計画の詳細を示すことも義務付ける。 さらに資金を受け取ってから10年間、中国など懸念のある諸外国での生産能力拡大を制限。機密技術に関わる懸念のある外国企業との共同研究やライセンス契約も禁止する。 レモンド商務長官は「何がレッドラインなのかがより明確に分かるよう、今後数週間のうちに非常に詳細な規則を発表する」と述べた。
米半導体補助金、企業に超過利益の分配義務付け 中国生産禁止
関連記事
米長期金利、一時3.5%超まで上昇 11年ぶり高水準
FRBの大幅利上げ継続を市場は織り込んでいる=ロイター【ニューヨーク=斉藤雄太】19日の米債券市場で長期金利の指標になる10年物国債利回りが一時3.5…
- 16 view
世界の主要国が向こう1年で景気後退局面入り
米国とユーロ圏は2023年に1%のマイナス成長へ日本を含め、多くの主要国が向こう12カ月間にリセッション(景気後退)入りし、世界経済は同時減速に陥る。野村ホールディン…
- 20 view
1月米サービス業景況感、2カ月ぶり「好況」 受注回復
【ニューヨーク=大島有美子】米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した1月の米非製造業(サービス業)景況感指数は前月2022年12月分…
- 21 view
G20エネ相、化石燃料低減で合意できず 共同声明見送り
20カ国・地域(G20)は22日、インド南部ゴア州でエネルギー移行相会合を開いた。脱炭素社会の実現に向けた化石燃料の低減で合意できなかった。再生可能エネルギー…
- 12 view
4月の機械受注、前月比10.8%増 市場予想は1.5%減
内閣府が15日発表した4月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比10.8%増の9630億円だった。Q…
- 19 view
円安はどこまで進む?: 1ドル140円は通過点か
3月以来の急速な円安は米国10年利回りと強く連動「円安はどこまで進むのか?」という問いに明確な答えはない。為替の予測は非常に難しいからだ。ただしそうした点を踏まえても…
- 24 view