藪塚木材工業株式会社が東京地裁から破産開始の決定を受ける

  1. 倒産情報

はじめに

藪塚木材工業株式会社が令和3年6月14日に東京地裁から破産開始の決定を受けました。住所は伊勢崎市上植木本町745、資本金は3500万円。また関係会社の株式会社K・テクニカ、住所は佐波郡玉村町樋越475-1。破産管財人は佐藤真太郎法律事務所、住所は東京都港区西新橋1-6-12。

薮塚木材工業とは

薮塚木材工業株式会社は1963年5月に設立した木製品製造業者。パチンコ台やパチスロ台に使用されるキャビネットと同木枠の製造を主体に床材の製造も行っていました。得意先のヒット商品の有無によって受注が大きく変動するものの、大手遊技機メーカーとの取引によってこの数年の年商は6億円台から9億円台を計上していました。遊技機のキャビネットは、樹脂製にシフトする流れもあって一部で受注が減少したものの、遊技機メーカーにとってはコストアップとなるため木製に回帰する動きもあったほかにも、人気機種への安定納入などで受注は増加傾向。また2019年12月期の年売上高は約16億円にまで上がりました。

先行投資が裏目に

ただ先行投資に伴う金融債務が過多となって資金繰りが悪化。さらに2020年には新型コロナウイルスの感染拡大の影響でエンドユーザーであるパチンコ店の営業自粛やパチンコ台の入替抑制などで需要が冷え込んだので受注は大きく減少しました。2016年2月の代表交代後に関係会社である株式会社K・テクニカとの間の不鮮明な取引による粉飾決算が行われているも、2020年10月ごろ金融機関に発覚します。また最大の取引先にも同様に発覚。取引先に無償貸与品が引き上げられるなどの事実もあって事業継続を断念。今回に措置に至りました。

K・テクニカとは

K・テクニカは1976年11月に設立した木製のキャビネットの組立業者。薮塚木材工業株式会社が製造をする遊技機のキャビネットの組立を行っていましたが、同社に連鎖してしまいました。

負債は33億円ほど

負債は藪塚木材工業が25億円。K・テクニカは8億円で合計が33億円とのことです。

参考資料・出典
帝国データバンク:https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4800.html

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