株式会社日本テレメックスなど7社 2024/5/31 大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定

携帯電話販売
続報、新型コロナウイルス関連倒産
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:570020942

負債31億1900万円

「大阪」 既報、(株)日本テレメックス(資本金1億円、登記面=堺市堺区南向陽町2-3-26、代表辻尾吉厚氏)など7社は、5月31日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人には、福本洋一弁護士(弁護士法人第一法律事務所、大阪市北区中之島2-2-7、電話06-7669-8938)が選任されている。

(株)日本テレメックスは、1953年(昭和28年)4月に機械部品塗装を目的に創業。63年(昭和38年)4月に法人改組されたが、78年2月に一旦解散。94年(平成6年)1月に現商号へ変更の上、再開した携帯電話の販売店。大手キャリアの販売代理店として大阪府下に店舗を展開。その後、薄板鋼板の卸売りや通信関連の工事など事業の多角化を進め、2019年6月期には年売上高約46億1900万円を計上していた。

しかし、二次代理店事業の一部をグループ外へ譲渡したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主力の通信事業の来店客が減少。さらに、主力の通信キャリアがネット直販型の低価格プランを打ち出したことで、来店客減少に拍車がかかり、2023年6月期の年売上高は約22億7600万円にまでダウン。この間、赤字を散発していた。また、積極的な新規事業の立ち上げにより借入金が増加していたなか、インドアの会員制ゴルフレッスン事業が軌道に乗らず、資金繰りが悪化。2024年2月に取引金融機関に対し返済猶予を要請し、大阪府中小企業活性化協議会の支援を仰いでいたが、事業再生の見通しが立たないと判断し、同年5月17日に事業を停止していた。

なお、親会社のTMX(株)(TDB企業コード:036065003)のほか、子会社で室内ゴルフスクールを手がけていた(株)アースアカデミー(TDB企業コード:570175893)、セキュリティーシステム販売・施工を行っていた(株)アーステック(TDB企業コード:142009272)、人材派遣・紹介を行っていた(株)阿吽(TDB企業コード:057009946)、携帯電話販売を行っていた(株)アースモバイル(TDB企業コード:278009783)、鉄鋼卸の(株)日本メタルコーポレーション(TDB企業コード:582694208)も同様の措置となっている。

負債は(株)日本テレメックスが約14億6400万円、(株)アースアカデミーが約9億4600万円、(株)アーステックが約7200万円、(株)阿吽が約500万円、(株)アースモバイルが約4億700万円、(株)日本メタルコーポレーションが約2億2500万円。上記6社で約31億1900万円(いずれも2023年6月決算期末時点)だが、変動している可能性がある。なお、TMX(株)については調査中。

※代表の「辻」は、正しくは「しんにょう」です。

出典:帝国データバンク

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