300円均一ショップの三日月百子社が破産手続きに

  1. 倒産情報

はじめに

大阪で300円均一ショップを経営している株式会社の三日月百子が2001年2月8日に事業を停止して破産手続きに入りました。住所は大阪市西区新町1-3-12、資本金は4700万円、創業は1999年3月。破産管財人は堂島法律事務所で負債総額は2020年1月期で12億7300万円でした。

三日月百子社とは

三日月百子社は「ミカヅキモモコ」の店名でファンシーグッズを中心に服飾や雑貨・アクセサリーなどの関連商品を販売していました。300円均一という価格の設定で小学生から若妻層をターゲットにして西日本を中心に関東地区にも進出をしていました。店舗数の増加で売り上げを伸ばして事業も拡大していきました。2014年1月期には売上高30億5812万円ほどを計上しています。さらに株式上場を目指してベンチャーキャピタルからの出資を得るなどで積極的な事業展開をしていました。

競合店との激戦で消耗

しかし同業他社などとの競合の激化や急速な店舗の増加でマネジメントが追いつかなかったことや働き手の確保ができずに経営を圧迫していきます。不採算店の閉店コストなども業績を悪化させて行く方向につながって採算が取れなくなっていきました。株式上場も事実上断念する形になります。

その後も苦戦が続く

その後もスクラップ&ビルドを繰り返して業績の改善を図るも思ったほどの成果が表れずに2020年1月期には売上高27億3000万円に減少。さらには2期連続の赤字を計上します。そこから資金繰りがひっ迫して金融機関への返済のリスケジュールなどを要請するも新型コロナウイルスの影響で客足が遠のいて売上が好転せず、さらに緊急事態宣言の自粛ムードなどから集客があまりできずに事業継続を断念して破産という結論に達してしまいました。

格安ショップは競合店が多くなると経営が難しくなります。そこにコロナが来て客足が遠のく・さらに働き手もなかなか出てこないという点も予想されます。事業の継続はかなり難しかったのではないかと思われます。

参考資料・出典
東京商工リサーチ:https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20210208_01.html

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