お好み焼き・鉄板焼き店「いっきゅうさん」など80店舗超を経営
【コロナ禍で最大の飲食店倒産】新型コロナウイルス関連倒産
破産手続き開始決定受ける
TDB企業コード:727021789
負債106億7800万円
ダイナミクス本社前に掲示された張り紙
「東京」 (株)ダイナミクス(資本金1000万円、中央区日本橋大伝馬町12-7、登記面=京都府京都市中京区新町通四条上ル小結棚町428、代表斎藤泰氏)は、2月25日に事業を停止し、2月27日に東京地裁へ自己破産を申請、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。
申請代理人は飯塚陽弁護士(港区六本木6-10-1、TMI総合法律事務所)ほか7名。破産管財人は清水祐介弁護士(港区西新橋1-6-13、ひいらぎ総合法律事務所)。
当社は、2017年(平成29年)3月に、京都府の飲食店経営業者の事業基盤を一部継承するかたちで設立された飲食店経営業者。関西地方を中心として、四国地方や関東地方にお好み焼き・鉄板焼き店の「いっきゅうさん」、焼鳥店「鳥二郎」のほか串揚げ店、居酒屋などを展開し、一時は100店舗(FC含む)近くを有していた。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって2022年5月期の年売上高は約14億9300万円にとどまっていた。その後も借り入れなどでしのいでいたが営業不振が続き、今回の措置となった。
負債は債権者約123名(労働債権を除く)に対し約106億7800万円。
出典:帝国データバンク