株式会社テクノシステムが県内で最大規模の倒産

  1. 倒産情報

はじめに

株式会社テクノシステムが県内で最大規模の倒産をしました。事後処理は弁護士に一任で民事再生法の適用を受けることになりました。令和3年5月17日までに事後処理をリーガルキュレート総合法律事務所に任せて法的整理の準備に入りました。6月上旬をめどに東京地裁に民事再生法の適用の申請を行うとのことです。

テクノシステムとは

株式会社テクノシステム(住所は横浜市西区みなとみらい2-2-1、資本金は10億5048万7615円)は2009年1月の創業で同年12月に法人成りした再生可能エネルギー業者です。東京・青森・宮城・新潟・福島・山梨・大阪・福岡・沖縄に支店を設けて、太陽光発電設備を主体にバイオマス発電・メタンバイオマス発電などの再生エネルギーシステムの設計・施工・販売などを行っていました。

環境関連機器の開発からスタートしたベンチャー企業で、海外の海水用の淡水化装置や食材の定量排出装置の「デリシャスサーバー」の開発販売が軸、2012年ごろから太陽光発電事業に本格参入しました。投資家やオーナー企業向けのメガワットクラスの大型案件やプロジェクトの受注増に伴い事業は一時拡大を続け、2019年11月期の年の売上高は161億3900万円を計上。株式上場も視野に入れていました。

借り入れがさらに増えて

このテクノシステムの扱う製品は様々な形でメディアに紹介されているなどをしていましたが、電力買い取り価格の低下に比例する形で粗利率が低下。発電用地の先行の取得に伴う年商規模の借り入れも大きな負担になっていました。この間に多くの金融機関から多額の資金調達を繰り返すも、次第に資金繰りに支障を来すようになり、2020年以降は取引先への支払い遅延や返還金の請求訴訟が散髪していました。内部体制の不備もあって様々な風評も飛び交って資金繰りも限界になって今回の措置となりました。

負債は150億円ほど

負債はおよそ150億円(うち金融債務が90億円)とのことです。神奈川県の中でも今年最大の倒産となりました。

参考資料・出典
帝国データバンク:https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4792.html

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