~コロナ禍に加え、原材料価格の高騰が影響~
ダイマル食品(株)(銚子市愛宕町3525、設立1973(昭和48)年9月、資本金3500万円、平野恭男社長)は1月19日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は片山卓朗弁護士(奥・片山・佐藤法律事務所、千代田区霞が関3-2-6)ほか。
※TSR企業コード:320138577、法人番号:4040001062981
「銚子はんぺん」の製造で知られる練製品メーカー。銚子はんぺんは水産加工が盛んな千葉県銚子市の名物とされ、品評会での受賞歴など多くの実績を重ねていた。
自社オリジナル商品を有し、スーパーやコンビニ向けに展開するほか、OEMも手掛け、2006年8月期は売上高20億6691万円をあげていた。
しかし、2011年3月の東日本大震災で石巻工場が被災。代わって塩釜工場を立ち上げ、2014年3月期には新設した石巻工場が操業を開始し、銚子を含めて3工場体制となった。こうしたなか、銚子工場で生産した「はんぺん」から大腸菌群が検出され、出荷停止となるトラブルが発生。以降は主要取引先からの受注減少などで、石巻以外の工場を閉鎖していた。
なお、事業は継続している。
出典:東京商工リサーチ
\不払いのリスク回避の事前対策を/
売掛金の損失リスクの回避の対策をしていますか?
取引先との与信限度額ご存知ですか?