[9日 ロイター] – 米ゴールドマン・サックス・グループが11日から数千人の人員削減を開始する見通しだと、事情に詳しい関係者2人が明らかにした。厳しい経済環境に備えるという。 関係者の1人は、削減の規模は3000人強になる見通しだが、最終的な人数はまだ確定していないと述べた。 ブルームバーグ・ニュースは8日、ゴールドマンが約3200人を削減すると報じた。 ゴールドマンは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で人員を拡大し、第3・四半期末時点で従業員数は4万9100人に上った。 関係者の1人は、主要部門の多くが削減対象になる可能性が高いものの、投資銀行部門が中心になる見込みだと語った。 また、同社は「マーカス」ブランドの個人向け銀行事業を巡る計画を縮小していることから、赤字となっている個人向け金融事業でも数百人の削減が行われる可能性が高いという。
米ゴールドマン、今週半ばから数千人の削減開始へ=関係筋
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